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前田健太も絡むトレードに待った! グラテロルの身体検査にレッドソックスが難色

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ロサンゼルス・ドジャースがボストン・レッドソックスからムーキー・ベッツ獲得を目論んだトレードは、米国メディアの一斉報道から一転して暗礁に乗り上げたようだ。理由は前田健太とトレードされるはずだったツインズのブラスダー・グラテロルにあると見られる。

  • ドジャースは前田とのトレードでグラテロルを獲得
  • グラテロルと外野手のパッケージでベッツ、プライスと交換しようとした
  • メディカルチェックでグラテロルに気になるところが見つかり、レッドソックス側が別な選手か金銭の上乗せを要求した可能性

今回のトレードは、まずドジャースが前田をツインズにトレードしてグラテロルを獲得。ツインズのトッププロスペクトだったグラテロルと若手外野手のアレックス・ベルドゥーゴをセットで交換要員とし、これに金銭をつけてレッドソックスからベッツとデビッド・プライスを獲得するというものだ。

悲願のワールドシリーズ制覇に現役屈指の強打者ベッツが欲しいドジャース、選手の総年俸を引き下げて贅沢税から逃れたいレッドソックス、昨シーズンから先発投手陣の入れ替わりが激しく、経験と実績のある計算できる先発が欲しかったツインズの思惑が一致して生まれた三角トレードだった。

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日本では前田に関する報道が多いが、このトレードの主役はベッツだ。ドジャースは何としてもベッツが欲しい。ところがベッツとトレードするはずだったグラテロルの身体検査に疑問符がつけられた。

レッドソックスの地元紙『Boston Globe』は「グラテロルの医療問題で取り引きが停滞していることから、チームはベッツの対価に追加保証を求める」と報じた。

身体的な問題でグラテロルの先発適正に疑問

トレードに際してグラテロルの医療記録を取り寄せたレッドソックスは、予想よりもグラテロルを先発起用できる可能性が低いと判断した。

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もともとMLBレベルでは中継ぎしかやったことがないグラテロルを対価に、ベテラン先発投手のプライスまでパッケージにして放出するトレードはファンから猛反対を受けていたが、この若く才能豊かと信じられている投手が成長すれば素晴らしいスターターになるだろう可能性に賭けた。

今回の決定について、とあるアメリカン・リーグのスカウトは「驚くことじゃない」と語る。グラテロルの故障歴は有名だったからだ。

グラテロルは2015年に肘の靱帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受け、翌シーズンは全休している。2018年には背中の痙攣、2019年には肩の異常。昨シーズンの投球イニングはメジャー、マイナー合わせて70回2/3だった。

あるナショナル・リーグの関係者は「彼を将来的に先発で起用できる可能性は20~30%」と見ている。



レッドソックスは追加の選手を求める

今回のトレードについては双方が合意を目指している一方で、関係者からはどうなるか分からないとの声も出ている。

市場では一般的にリリーフ投手よりも先発投手のほうが価値は高い。そのためレッドソックスは追加保証に先発投手を求めると予想される。

Ken Rosenthalは依然としてトレードが成立する見込みだとリポートしているが、正式発表までどのような形で決着するかは分からない。

参考:https://www.bostonglobe.com/sports/redsox/2020/02/06/medical-issue-with-brusdar-graterol-stalls-deal-but-isn-expected-kill/vj7Eao3CJ4KX4nmLn7B5KJ/story.html

https://www.mlb.com/news/dodgers-red-sox-twins-trade-update

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