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『教えて!!コス姉さん』美人お姉さんに教わる初めてのコスプレ!

今回は無料漫画アプリ「マンガPark!」で連載中の漫画『教えて!!コス姉さん』のネタバレビューです。

一昔前に比べればメジャーな趣味になってきたコスプレですが、いざ自分も始めてみようとすると何から手を着ければ良いのやら。すでに知り合いが始めている場合などを除き、初心者はネットで情報を漁りながら少しずつコスを仕上げていきます。

教えて!!コス姉さん』は軽快なギャグに載せながら、コスプレ初心者が最初に知りたいポイントを抑えたコスプレ講座でもあります。

美人な年上お姉さんが主人公に蘊蓄を語る構図は、コスプレ版『だがしかし』と思えばイメージしやすいかもしれません。

『教えて!!コス姉さん』あらすじ

本作の主人公・三角弘樹(通称さんかくん)もコスプレデビューしたいと思いながら、イベントは毎度カメラ撮影で参加しています。

さんかくんが自分のコスに自信を持てない理由は幼少期の体験にありました。ヒーローごっこで作った手製のマントを「全然似合ってない」と否定され幼心に傷つき、新しい一歩を踏み出すための足枷になっていたのです。

とあるコスプレイベントに今回もカメラで参加したさんかくん。会場でクオリティの高いレイヤーさんを見つけ、絶対に撮らせてもらおうと決めますが、その直後に荷物をぶちまけてしまいます。

さんかくんの荷物には、会場まで持ってきたけど勇気が出ずに袖を通せないコスチュームも入っていました。それを最前の美人レイヤーさんが見つけ大喜び。一緒に写真を撮ろうよと誘われます。

これがコス姉さんとさんかくんの出会いでした。

コス姉さんに誘われて嬉しいさんかくんですが、そこで頭によぎるのは「マント全然似合ってない」と言われたときの記憶。「俺なんかがコスプレしても」と後ろ向きになります。

ためらいを見せるさんかくんにコス姉さんは堂々と言い放ちます。

「コスプレはできるかできないかじゃないわ。やるかやらないかよ!」

コス姉△

はっ! ここでコス姉さんとさんかくんのコラボが!?

さんかくんはコス姉さんに背中を押されて着替えます。初めてレイヤー側で参加したイベントの感想は「もっと恥ずかしいかと思ってたけど気持ちいい」とのこと。沼にハマる前徴です。

さんかくんは、コス姉さんに「似合ってる」と言ってもらえて泣くほど喜びます。幼少期からの呪縛が解けた瞬間でした。

コス姉さんとの出会いから、さんかくんはコスプレの世界にのめり込んでいき、姉さんから様々なことを教わります。その情報はポージングやメイク、イベント中の1日の過ごし方や持ち歩いておくと便利なものまで多岐にわたります。

作者のコバシコさん自身が、漫画に描くためコスプレのことを調べていたら沼にハマった方なので、実体験に基づくアドバイスはコスプレを始めたいなと興味を持った人にも役立つはず。

ここから始まるさんかくんのコスプレ修行、恋、三角関係!

年上の美人お姉さんと幼馴染み美少女に挟まれたさんかくんは最高の夏になりそうだな!!



『教えて!!コス姉さん』は無料漫画アプリ「マンガPark!」で連載中

「マンガPark!」は白泉社が運営するエンタメサイト・アプリの名称。アプリでは朝と夜に配布されるメダルを消費して1日最大8話まで漫画が無料で読めます。こういった漫画アプリの中では標準的な仕様ですね。

掲載されているのは白泉社の殿堂入り作品や雑誌でも連載中の作品が多いです。白泉社なので『LaLa』や『花とゆめ』の連載作も載っています。

最近は「マンガPark!」のオリジナル連載作品も増えています。以前ご紹介した『おもいがおもいおもいさん』も「マンガPark!」のオリジナル作品でしたね。

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『教えて!!コス姉さん』最新話は「マンガPark!」でチェック。

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『教えて!!コス姉さん』を読んだ感想と見どころ

コス姉さん可愛いし熱心にコスプレ教えてくれるし、褒めて伸ばす系の指導者だから豆腐メンタルにも優しくて最高なんですよ。

あんなに臆病だったさんかくんが初めてカメラの前でポーズ決めて気分が高揚するシーンも、読んでるほうにまで彼のドキドキ感が伝わってきます。

単行本1巻発売記念にTwitterでも4話まで無料公開されてるから見てみてください。

コス姉さんに負けずマルちゃんも可愛いよ

4話からは、さんかくんの幼馴染みマルちゃんもコスプレ仲間に加わります。コス姉さんじゃないけど、この恋路を近くでニヤニヤしながら見守りたい。

幼馴染みは負けフラグ
それを言ったら戦争だろうが

 

強い。コス姉さん強すぎる。

ホシくんとの再会と互いの「好き」の形を認めること

子供のころさんかくんに「マント似合ってない」と言ったのは、ホシくんという男の子でした。ホシくんはほどなくして引っ越してしまったのですが、さんかくんとコスプレ会場で再会を果たします。互いにコスプレしていたため最初は気づきませんでした。さんかくんはホシくんの完成度の高さに感心します。

ホシくんは服飾のレベルが高く細かいところにまで気を配るタイプ。コスプレするなら本気で取り組んでこそ面白いとクオリティを追求する派です。

こういうキャラはガチ勢とか意識高いとかで括られて作中では主人公と対立するように扱われる場合もあるんですが、『教えて!!コス姉さん』ではホシくんの意識高いこだわり派な部分を見せつつ、それがさんかくんのようなエンジョイ勢の楽しみ方と必ずしも衝突するものでないことが描かれます。

違うのは楽しみ方の形だけ。さんかくんの楽しみ方もホシくんの楽しみ方も、コスプレとの関わり方としては“あり”です。

さんかくんは決して「(自分が)楽しければ良い」キャラではなく、コスプレに必要な諸々のことをコス姉さんから真摯に学び実践しています。

少し前にあった「ネトゲの自称エンジョイ勢がなぜ批判されるのか」談義を思い出したのですが、自称エンジョイ勢はゲームのルールや最低限のシステムも覚えず、装備も調えずに「(俺が)楽しければいいじゃん」で好き勝手に暴れて、それでいて成果は他人に寄生すると批判されていました。

「ゲームなんて楽しんだもの勝ちじゃん」と言いながら、自分の信じる楽しみ方以外の楽しみ方は認めない協調性のなさとリスペクトの欠如が敬遠されています。

10話で描かれたホシくんとの和解シーンは、さんかくんがコスプレを学ぶ過程でホシくんのような楽しみ方もあるんだと気づけたことにより起きました。第1話の時点では「主人公が臆病になる原因を作った子供時代の記憶」として描かれたものが、この話では一歩進んで互いのコスプレの楽しみ方を認めるエピソードになっています。

これから読み始める人は、とりあえず10話まで読めばさんかくんの成長を感じられるのではないでしょうか。

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