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フェデラーが崖っぷちから奇跡の大勝利 マッチポイント7本跳ね返し全豪4強「時には運に恵まれることもある」

開催中の全豪オープンテニスでロジャー・フェデラーがまたもミラクルを起こした。

1月28日に行われた準々決勝でテニーズ・サンドグレンと対戦したフェデラーは、セットカウント1-2で迎えた第4セットに7本のマッチポイントを握られたがセーブ。このセットを逆に奪い返すと第5セットも連取して勝利した。

フェデラーが絶体絶命の窮地からカムバック

3回戦でジョン・ミルマン相手に歴史に残る大逆転勝利を演じた38歳のマエストロは、その疲れから4回戦ではスローな入りになり第1セットを奪われた。

試合後のインタビューで「目が覚めてからベッドの上で1時間過ごしたよ」と語るほどの疲労だったが、それでも尻上がりに調子を上げセットカウント3-1で勝ち上がった。

一昨日の試合と比較すればサンドグレン戦は順調な滑り出しに見えた。わずか30分強で第1セットを奪い幸先良くスタート。このまま進むかに思われた。だが2年前のベスト8戦士であるサンドグレンは第2セットから本領を発揮する。

フェデラーのバックハンドが乱れ出すとサンドグレンは調子づき始める。フェデラーは第2、第3セットでアンフォーストエラー30個を数えた。珍しく暴言を吐いたフェデラーに注意が与えられる。

第4セットもサンドグレンがリード。彼は5-4で3本のマッチポイントを握ったが、そのたびにフォアハンドでミスが出た。グランドスラム初のベスト4入りへのプレッシャーが重くのし掛かる。

ビッグチャンスをセーブされたサンドグレンだが、タイブレークで再び6-3としてマッチポイントを掴んだ。しかし今度もフェデラーがセーブして逆にセットを奪い返す

試合中は「奇跡を信じろ」と自分に言い聞かせた

第5セットが始まると絶好機を逸したサンドグレンが失速。この機に乗じてフェデラーがサービスブレークに成功し、やっと奪ったリードを保って勝利した。

「時には運に恵まれることもある、と言っておきましょう」とフェデラー。劣勢の試合中は「自分に奇跡を信じろと言い聞かせた」と話す。

「この勝利に自分がふさわしいとは思えないが、それでもここに立ててて幸せだ」

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