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『ひとりぼっちの○○生活』5話感想…なこアル回に唐突な挿入歌、アル好きのアル好きによるアル好きのためのエピソードだったね

本庄ミエル

今期のダークホース『ひとりぼっちの○○生活』も第5話を迎えました。第4話でソトカ・ラキターがぼっちに弟子入りし、クラス全員と友だちになろう計画は順調に進んでいます。

そして、今回は本庄アルを中心人物に据え、砂尾なこと絡ませた「なこアル回」です。アルの残念かわいい部分がプッシュされています。

ぼっち総受けが基本な『ひとりぼっちの○○生活』ですが、そのなかでもキラリと光る「なこアル」の破壊力。

『ひとりぼっちの○○生活』5話あらすじ

ランドセルで登校してしまったアル

何やら深刻そうな表情をしたアル。5話は彼女のモノローグから幕を開けます。いつも明るいアルが困ったような顔をしている理由。それは……。

『ひとりぼっちの○○生活』第5話

学校指定の通学鞄で間違えて、ランドセルを背負ってきてしまったからでした。

開幕残念いただきました。

この窮地を乗り切る秘策はないかと思案した結果、アルは「鞄を汚してしまったので今日は校則違反にならないよう、ランドセルで登校してきた」と言いはることに決めます。

『ひとりぼっちの○○生活』第5話

苦しい言い訳ですが、これでいけると思うのが本庄アル――またの名をポンコツ残念ハンガーです。

通学路の途中でなこに見つかり、当然のように笑われます。

『ひとりぼっちの○○生活』第5話この世の終わりみたいな顔

アルは、真面目な優等生ゆえにランドセルで登校してきたと嘘をついた手前、いつも以上に真面目で完璧な振る舞いをせねばと気合いを入れます。しかし、そこは残念ハンガーちゃん。気合いを入れれば入れるほど空回り。

授業では積極的に手を挙げ、教科書の朗読に挑戦しますが指定されたのとは違うページを読んでしまう痛恨のミス。しかも2回連続。

『ひとりぼっちの○○生活』第5話ガッデム!
『ひとりぼっちの○○生活』第5話いとわびし!

短期間に同じ過ちを2回繰り返すのは愚かだよ!愚かわいいだよ!

アルだけ主題歌のCDジャケットでランドセル背負ってた意味が分かりました。

ちなみに「いとわびし」は土佐日記です。

十九日。日あしければ船いださず。
二十日。昨日のやうなれば船いださず、みな人々憂へ嘆く。苦しく 心もとなければ、ただ日の経ぬる数を、今日幾日、二十日、三十日と数ふれば、指もそこなはれぬべし。いとわびし。夜は寝も寢ず。

翌日はさらに完璧な小学生スタイルで登校

入学以来最大の危機を乗り越えたアルでしたが、早くも翌日には人生最大の試練が待ち構えていました。

本庄アル 小学生スタイル

ランドセルのみならず、全身完璧な小学生スタイルでの登校です。

だから愚かだよ! 短期間に2度の同じ過ちは愚かわいいだよ!

しかも悪化してますしね。ここまできたら親も気付けって話ですよ。親子のコミュニケーションが足りてないのかなとか、余計な家族不和の心配までしてしまいます。

さすがに全身小学生スタイルは言い訳できないと観念したアルは、遅刻覚悟で家に戻って着替えようとしますが、その途中でクラスメイトに見つかってしまいます。相手がアルの妹と勘違いしてくれたのを良いことに、アルは「本庄アルの妹、本庄ミエルです」と話を合わせることに。

これでいけると思うのが残念ハンガーなんだよなぁ。

なこには速攻で見破られ大笑いされました。

『ひとりぼっちの○○生活』第5話

ぼっちにも見つかってしまいますが、アルの嘘を信じて「お姉さんと友だちになれて良かった」と言うぼっちに、アルは正体を明かして一緒に登校します。

『ひとりぼっちの○○生活』第5話

3人で手つなぎ登校。やっぱ瞬間的に「なこアル」「ぼちソト」に見えたとしても、ぼっちがすべての中心なんですね。

教室に到着したアルに困惑するクラスメイトたち。静寂を引き裂いて教室に響き渡ったのは、なこの笑い声。それまで怖い人と思われていて、ぼっちたち以外からは遠巻きにされていたなこの意外な姿にクラスメイトも驚きます。

そして、アルは捨て身のボケでなこを笑わせ、クラスに溶け込みやすくしたのだとなぜか高評価。分かったぞ、このクラスの子たち、全員ちょっとおかしいな?

『ひとりぼっちの○○生活』第5話

さすがアル!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ
そこにシビれる!あこがれるゥ!

なことアルのテニス勝負は卑怯者同士の泥仕合に

結果的に助けられたアルですが、なこに笑われたことは気に入らない様子。テニスで勝負を挑むことになります。ここで思い出したい設定は、アルがテニス部だったこと。運動が苦手(身体を動かすのが得意でない)ななこ相手に、テニス部員がテニスで勝負を挑む構図。

『ひとりぼっちの○○生活』第5話 『ひとりぼっちの○○生活』第5話

この勝負によってアルは「残念」に続く新たな二つ名「卑怯」を拝命します。

なこは、この圧倒的に不利な勝負でも、なぜか負ける気がしません。もし勝ったら思いきり残念と言ってやろうとほくそ笑みます。

経験者の余裕としてサーブ権を譲ったアルですが、なこはサーブを空振りしてしまいます。ひょっとしてサーブを打つほうが有利というのはアルの嘘で、自分に難しい役割を押しつけているのでは? なこは疑心暗鬼になり、サーブ権をアルに渡してしまいます。

一方のアルもテニス部をサボりまくっていたため、久しぶりのサーブが思うように打てず空振りの連続。先に自分が空振りしたため珍しく優しいなこ。

『ひとりぼっちの○○生活』第5話 『ひとりぼっちの○○生活』第5話

本当であればテニスはサーブ権を持つほうが有利なスポーツなのに、サーブを打つと空振りで相手にポイントが入ってしまう斬新な競技と化します。このままアルにサーブを打たせ続ければ立ってるだけで勝てるとなこは喜びます。こっちも卑怯だったか。

そして唐突に入る挿入歌。

空振りを繰り返すうち、アルは自分の不甲斐なさを噛みしめ始めます。そして、なこはテニス部をサボり気味な自分に対し、もっと部活に行けと暗に言いたいのではないか、だから不利なテニス勝負を受けたのではと考えるようになります。

結果から言えば全部アルの勘違いだったんですけどね。

『ひとりぼっちの○○生活』第5話残念だな~
『ひとりぼっちの○○生活』第5話「誰が残念かー」

アルのジャンプ力ほんと凄いですよね。このシーンではネットを挟んで話していたはずなのに、頭突きツッコミのあとは気づいたらネットの向こうに渡ってるんですよ。

『ひとりぼっちの○○生活』第5話

テニスのネットなんて結構高く張られてるはずなんですけどね。

なこアル、ソトぼち。

ここは画面外右にカメラ振りたいから、アルをコート左側に渡して右のスペースを広く空けたとも考えられます。そうじゃないと画面右が窮屈で視線誘導うまくいかないので。

なこのデレからアルの残念オチ

残念な子という印象から脱却し、中学では自分が理想とする完璧な私になりたいともがくアルでしたが、そんな彼女になこは「完璧にならなくてもいいんじゃないか」と言います。

「ぼっちは残念なアルのほうが好きかもな。私も嫌いじゃないし」

不意打ちで心臓が止まりかけた

このまま終われば良い話なんですが、このまま終わらないのが本庄アル。最後にオチをつけてくれましたね。



『ひとりぼっちの○○生活』5話の感想

今週のアルは残念ってレベルじゃなく、途中からツッコミが追いつかない勢いでボケ倒してましたね。

ギャグは王道の繰り返しパターンで攻めながら、ぼっちを中心に4人が仲良くなっているところを見せ、最後は良い話風で締めると思ったら着地で半回転ひねるオチ。

各話エピソードの中心をぼっちから外しても面白いのは強い。ソトカが登場2回目にして少し出番少なくないかなとは思ったけど、今後もっと増えていくんですかね。

『ぼっち生活』感想リンク
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POSTED COMMENT

  1. なかなかツボお抑えた感想で読みながら笑ってしまいました。
    アルのボケと言うか墓穴にひたすら突っ込む回でしたが
    ぼっちの素直さと、セリフからあふれる優しさが
    みんなを繋いでるのが再認識できました。

    • くじら より:

      アルは挿入歌まで作られて、スタッフもノリノリで弄ってる愛を感じますね。
      本庄ミエルを信じてしまうぼっちマジ良い子。1話では「ただの変わった子」に見えてしまいましたが、
      話が進むほど「変わったところもあるけど良い子」な面がハッキリしてきました。

      ぼっちのほんわかした優しさあればこそ、あのメンバーをまとめられるんでしょうね。

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