ライター暮らし

地方在住パニック障害持ちが未経験からWebライターで人生再建した話

ライター小休止

最近はライターになりたい人が増えているようです。だけどライターって得体の知れない職業だし、どうやったらなれるのと不思議に思い、取っ掛かりを探すのに苦労しているのでは?

Googleのサジェストキーワードを見ても「ライター 未経験」「ライター 初心者」「ライター なるには」など、未経験からのライターデビューを目指す言葉が並びます。

そうしたキーワードで検索すると、ライターになる方法を紹介した記事がいくつも出てきます。しかし、多くは一般論に終止した印象で、わざわざ現役のライターが書いたにしては具体性がないなと感じました。

私が、まったくの未経験からライターを名乗って活動するようになったのは2013年9月。かれこれ5年以上が経過しました。その間に様々な現場を経験し、ここには書きづらい状況に遭遇したこともあります。

いまでこそ文章で生活費を稼ぐことが当たり前になりましたが、もともと私は出版にもITにも関係ない業界で働いており、ライティング業界との接点は皆無でした。

それがパニック障害を発症して前職を辞してから、通勤なし、1日の就業時間は自分で調整可能な仕事を求めてライターに転身しました。自分の手持ちスキルでなにが一番お金になりそうか考えた末に出た苦肉の策です。

プロフィール名前:くじらさんとか呼ばれてます。 年齢:昭和末期に生まれ平成を駆け抜けた30代。 職業:逮捕されたら「自称ライターの無職」...

「ライター 未経験」で検索した人が欲しているのは、当たり障りのない「未経験ならクラウドソーシングから始めるといいよ」といった「情報」ではなく、ライティング未経験の素人がクラウドソーシングから初めて筆一本で生活費を稼いできた「体験談」かと存じます。

そのため今回の記事は私の経験に基づく主観7割、一般論3割ほどの内容で構成します。全部で1万文字ある長い記事なので、下の目次から気になったところだけ読むのもありです。

前置きが長くなりました。それでは始めていきましょう。

Webライターってなに?未経験から在宅で稼げる?

ライティングデスク_pixabay

本稿ではネット媒体で活動するWebライターの仕事内容、なり方、収入について私の経験と見聞きしてきた情報を基に解説します。雑誌ライターとは異なる世界のため、自分は紙の業界で活動したいんだと希望する方は参考にならないかもしれません。

また、ライターと言ってもシナリオライターやソングライターの話は出てきません。

読んで字のごとくWeb(ネット)で活動するライター

Webライターは文字どおりWebを拠点に活動するライターのことです。長引く出版不況で雑誌が売れないと言われ、次々に廃刊や休刊になっているのはご存知の通り。その一方でネット上には新しいメディアが誕生し続けています。

新しいメディアが生まれるということは、そこに書き手の需要も生まれるということ。

試しにあなたがいつも読んでいるWebメディアを記事だけではなく、サイトの隅から隅まで見回ってください。「ライター募集」と書かれたリンクありませんか? Webメディアでは自分たちの媒体の色を知っている、方向性と波長が合う人材を探すため、自サイトの目立たない場所でライターを募集していることがあります。

やりたいと思ったら応募しましょう。取って食われやしません。断られたらどうしよう? その時はその時です。向こうには落とす権利があり、こちらには応募する権利がある。それくらい図太く生きたほうが得ですよ。

ライターは大ジャンル、自分がやりたい小ジャンルを絞り込め

ライター志望者あるある。「ライターになりたい」と希望するが、具体的にどんな記事を書きたいか、どういったメディアで執筆したいかがボヤけてる。

ライターは非常に大きな括りです。そのなかでも自分が進みたい方向、自分は「○○ライターと呼ばれたい」道筋を見つける必要があります。

希望が複数に跨っても構いません。ただ、自分が好きなものはなにか、これなら他人に負けないくらい語れるし、調べものも苦にならないと言えるジャンルは持っておいてください。

クライアント企業と直接やり取りする際、あちらの担当者から「あなたの得意分野はなんですか。これならすぐにでも書き始められると言えるジャンルはありますか」と質問されます。そこでハッキリ返せないと印象が薄くなってしまい、この人である必要はないやと判断されてしまう。もったいないことです。

「何でも書けます。書かせてください」は一見すると情熱的な言葉ですが、晩ごはんのリクエストに「なんでもいいよ」と返すのと同レベル。

そうは言われても他人より詳しいジャンルなんてないよ……と尻込みするあなたは、なにが人より“ちょっとだけ”好きですか。自分が人より“ちょっとだけ”好きなことに費やした時間で得た知識や物の見えかたを、あなたは「こんなの少し詳しい人なら誰でも知ってるだろ」と思うかもしれません。でも、その少し詳しい人なら知ってることが世間的にはもの凄く珍しかったり、貴重な情報かもしれないんです。

Webライターには試験も資格もない(未経験でもなれる)

Webライターのなり方に正しい方法はありません。Webライターを名乗るのに特別な免許や資格は必要とせず、自分が「職業はWebライターです」と言ってしまえば収入の実態や仕事の有無はどうあれ、あなたはWebライターです。

肩書きにライターと入った名刺でも作っておきますか。最近はインターネットでも手軽に作れますよ。

だから「ライター なるには」への回答は「名乗ってしまえばいい」です。

Webライター最初の目標は月収5万円

ライターを名乗って名刺も作りました。これであなたはライターです。あとは待ってれば仕事が来る……はずもなく、なにもしなければ実態は自称ライターです。自分から営業して仕事を取りましょう。もらうとは言いません。あくまでクライアントとはプロ同士、対等な立場で仕事する気概を持ってください。

営業して仕事を取れと言っても、出版関係やIT関係にコネやツテがない限り、はたと立ち止まってしまうでしょう。どこから攻めたらいいんだ。こういう場合たいていはクラウドソーシングへの登録を勧めるようです。

この流れでクラウドソーシングサイトのURLを貼って登録を促すブログが多いのは、主にA8.netのアフィリエイトコードが含まれているためです。私のリンクにもa8のタグついてます。お手数ですが踏みたくない方は新規タブを開きサイト名で検索してください。

《主なクラウドソーシングサービス》

  • Lancers(ランサーズ)
    日本のクラウドソーシングサービスでは老舗。古くからやってることもあり評判は毀誉褒貶といったところ。ネットでは数年前の批判記事が未だに上位表示されたり。リンクはランサーズ独自のアフィコードが入ってます。
  • Crowdworks(クラウドワークス) ランサーズと並ぶ大手。追加で手数料はかかるが、申請から3、4営業日でプールしていた報酬を受け取れるクイック出金システムあり。未経験からのライターデビューによく勧められる。リンクはA8のタグ入り。
  • サグーワークス 案件数は2トップに劣るが、試験を受けてプラチナライター認定されると単価が上がる。プラチナライターに合格できるなら使ってもいいかも。試験は落ちても何度でも受けられます。リンクはa8のコード入り。
  • Shinobiライティング a8にあったので紹介してみたが、正直どこか推せるポイントがあるかと言われると困る。お小遣い稼ぎ以上は期待薄。

Webライターを名乗りました、クラウドソーシングサービスにも登録しました、それじゃ稼げるかというと大部分の人は稼げない。

Twitterを見るとクラウドソーシングで月20万円突破したとか、もっと稼いでるとか自慢するWebライターいますけど、そういう人は表に出てこない高単価のスカウト案件を受けて専業でやってます。

オープンな場に出てるライティング仕事の単価は、クラウドワークスで1文字0.2円~1円といったところ。1円仕事が高単価と呼ばれる世界です。なにかしらスペシャリストの知見が求められる仕事なら、通常募集でも文字単価は跳ね上がります。そうじゃない普通の人だと原稿用紙1枚400円が「よく稼いでる」ほうです。

いまはWebライターになりたい人が増えているため、文字単価1円を超える募集には何十人と応募してきます。しかも、プロフィールを見ると「大学卒業後に大手新聞社に勤務。海外赴任時代にはオリンピック取材を経験」みたいな人が、クラウドワークスの1円仕事に応募してたりします。

クラウドソーシングで稼いでます系の話をしてる人って全員ではないにしろ、数年前のいまほどライバルが多くなく、質も小粒だったころに始めて続けたら単価アップした人たちです。それはその人が頑張ってきた成果なので素晴らしいんですが、いまと当時では新人ライターを取り巻く環境が違ってきてしまってるため、そういう人が語る成功体験は鵜呑みにせず参考にできる部分とできない部分を見分ける目が必要です。

ネットは時代の移り変わりが速く、激しい。先行者利益を掴んだ数年前の成功体験は昔話と思え!

高単価に繋がる肩書きや経歴がなく、未経験からのライターデビューだとすると、クラウドソーシングは副業で月5万円稼ぐことを最初の目標に定めるのが現実的でしょう。

私が辺りを見まわした感覚的な話になりますが、クラウドソーシングでライターデビューした人が最初にぶつかるのは5万円の壁で、次に10万円の壁が立ちはだかります。そこをクリアできると単価も上がるしコツも掴めてきます。

私はライター仕事だけで貯金ゼロから首都圏に引っ越しました

この話の流れで手前味噌ぶっかけますが、私はメンタルやられて前職を辞めたあと、ライターの収入だけで5年間暮らしてきました。この5年で私は東北の某所から首都圏の某所に引っ越し、そこそこ楽しく生活を再建してます。

きっかけとなったのはクラウドソーシング経由で得たコラムニストとしての仕事。それは文字単価1円(手数料込み)の依頼でしたが、駆け出しライターにとっては実績として提示できる最初の仕事でもありました。

それまでアフィリエイトサイトの案件ばかりこなしてきた私に、初めてWebメディアと呼べるサイトから仕事の依頼があったのは、クラウドソーシングでライターを初めて3ヶ月ほど経ったころ。

そのメディアで3ヶ月ほど書いたあと、同ジャンルのより知名度が高いメディアへ記事を送り「書かせてください。こんなこと書いてきました」と営業。

そのアピールが実って掲載枠を得たあとは、ジャンルを越境しながらPV(ページビュー)の多そうなメディアに売り込みをかけ、ランクアップを繰り返しながら原稿料も上げていきました。

Webメディアは広告収入で運営しているところがほとんどのため、閲覧数(PV)が媒体収入に直結します。ハッキリ言えばPVが多いメディアはお金を持ってるし、ライターへの原稿料も高くなります。

お金を稼ごうと思ったら、お金が流れてる場所や人の近くにいかないとダメです。お金がないところで身を粉にしても、相手の支払い能力を超えるギャラが提示されることは絶対にありませんから。

Webライターに求められるスキル

ライター小休止

ライターになりたい。なりましょう。時間とパソコンさえあれば元手がかからず稼げる商売です。なるにはなにが必要なのか。Webライターに漠然としたイメージしか持ってない人は「文章力」と口をそろえます。文章力、確かに大事ですね、ないよりはあったほうがいいに決まってます。

でも“文章力”ってなんですか? 文章力の定義とは?

きれいな文章が書けるだけじゃWebライターにはなれない

Webライターは文章を書くだけが仕事ではありません。求められる役割は多岐にわたっており、文章だけ書いて生活したいと考えてるなら戸惑うこともあるかと。

Webライターの仕事(一例)

  • 記事の企画・構成を考える
  • 取材が必要なら現地に赴く
  • 必要な人物にインタビューする
  • 現場に行ったら写真を撮る
  • 手に入った素材で執筆する
  • 記事が公開されたらSNSやブログで拡散する

このうち重要なのは「記事の企画・構成を考える」と「記事が公開されたらSNSやブログで拡散する」の部分です。

Webライター沼に引きずり込もうとする人たち――あわよくばクラウドソーシングサービスのアフィリエイトを踏ませようとする人たちは、Webライターの仕事を「日本語で文章が書ければ誰でもできるし稼げる」と喧伝します。

それも一面の真実ではありますがWebライター戦国時代の現在では、単に文章が書けるだけの人には1文字1円以下の仕事しかありません。それにプラスαの付加価値が必要です。

編集者が思いつかなかった企画を提案できる、難しい事柄を倫理的に分かりやすく説明するための構成が立てられる能力は重要です。単に文章が書けるだけのテキスト生成マシーンは市場に溢れてます。

多くのメディアは企画力や、ほかの人と同じものを見ても別なことに気づける視点の持ち主を探してます。そして、WebメディアがPVを収入に変えてる以上、書いた記事を拡散できる能力も評価されます。Twitterで多くのフォロワーを抱えてる、人気ブログを運営しているなどです。

私は自分が書いた記事の拡散に積極的でなく、あまり行ってきませんでした。そもそもTwitterではライターと名乗ったこともなく、Twitterでの私しか知らない人は、平日昼間でもタイムラインにいる得体の知れない人間としか思ってないでしょう。

フォローしてくれてもいいのよ。

自分で自分のことをライターと名乗るのが気恥ずかしい、職質されたときくらいでいいやと思ってた部分もありました。

5年生存率が低いとされる業界で一応5年生き延びたので、これからは徐々にオープンにしていくかもしれません。

Webライターの文章力は紙媒体のライターより低い?

たまに「Webライターの文章はヘタ。紙媒体に比べて文章力が低い」と言われます。この言葉を私は否定できません。Webライターの書く文章に「これでプロ名乗ってお金もらってるの?」と驚いた経験が私にもあります。

Webメディアは小規模な編集体制で日々の業務を回しています。月間1000万PVを超えるメディアでも、編集部員は片手で数えられるほどしかいません。人的にも金銭的にも余裕がないため編集による赤入れは行われず、書いては出しの状態で掲載されるWebメディアもたくさんあります。よっぽど酷くて頭痛が痛いレベルだと大幅に直したりもしますが。

編集者を名乗ってても編集の経験がない人は多く、新規にメディア事業を始めたばかりの会社だと経験者皆無なため、無手勝流編集者が素人同然なライターの原稿をほぼノーチェックで通してます。

こうした環境ではライターも自分の本当の実力が試されることはなく、ダメ出しされないから自分の悪い癖に気付けない、ライティングを数だけこなしても一向に上達しないままになります。

私が大手Webメディアで書いたときは、編プロ出身の編集者が担当についたため、とある条件下で副詞を省略する癖があると指摘され矯正しました。素人編集しか存在しない現場では起こらないやり取りです。

Webライターは「小学5年生でも分かるように」説明する仕事

リソース不足のWebメディアでは、外部ライターに十分な教育を施せないため成長を促せず、キャリアだけ重ねても上達しないWebライターが存在すると書きました。

このことをもってWebライターは紙媒体のライターに文章力で劣ると結論づけるのは早計で、両者では求められる資質に若干の違いがあります。Webライターは流麗な筆致や語彙が豊富な言い回しより、目の前のできごとや物を分かりやすく説明する能力が重宝がられます

作家やオピニオンリーダーになりたい人は、理想と現実にギャップを感じるかも。

私に副詞の使い方を教えてくれた編集者は、同時に「そこら辺のおっさんに読ませて理解してもらえる文章か考えろ」と繰り返しました。ちょっと専門的な内容でも一般的じゃない名詞は避け、噛み砕いたり誰でも知ってるものに喩えたりして平易な文章で説明しろと。

別な媒体では「小学5年生でも分かるように書け」とマニュアル化されていました。

Webメディアの特性上、読者は少しでもストレスを感じたり、これは自分に向けて書かれてないなと思ったらブラウザバックで離脱します。それを防ぐためにはストレスなく読み進め、一発で内容が頭に入ってくる文章が大事。

WebライターもSEOの基礎くらいは勉強しておいたほうがいい

SEO_イメージ

広告収入で運営してるWebメディアはPVが力になります。アドセンスの収益もですし、媒体の広告枠を売り歩くときも露出(どれだけ広告を見てもらえるか)がセールスポイントになります。

路面広告を出すときだって駅前の一等地と人通りが少ない裏路地では価格が違いますよね。

だからメディアはPVを求めます。ライターにもPVに繋がる成果を期待します。そもそも記事の執筆を外部ライターに依頼すること自体が、費用に見合った成果を期待してのこと。その成果がWebメディアの場合はPVを指します。

PVを意識するとは、すなわちSEO(検索結果での上位表示)に配慮した構成なり、文章なりを考えることです。

SEOに関してはWebライターやブロガー向けに解説書が出ています。自分への投資だと思って何冊か読んでおきましょう。

私は月間50万PV程度のWebメディアに外部ライターで参加し、2年で月間1000万PV超に成長する現場に居合わせました。その間に原稿料の改定が数度ありギャラは常にアップ。

メディアに貢献し、メディアが成長するとライターは自分の利益にもなります。

クラウドソーシングのデメリットは実績が残りにくいこと

クラウドソーシングサービスには山のようにライティング仕事の案件があります。単価にこだわらなければとの注釈つきですが。

未経験からWebライターになった人が最初の一歩に使うことも多いでしょう。しかし、クラウドソーシングサービスに掲載されている仕事の多くは、依頼主が記事を買い取って掲載サイトのURLさえ教えずに終わります。

フリーランスで働いている人間にとっては、過去にどんな案件をこなし、どれくらいの実績(SNSでのシェア数やPV獲得、クライアントが運営するサービスへの入会数増や商品購入数など)を積んできたかが自分の価値を示す全部です。

それがなければ営業に行けません。私は営業に回るとき過去に執筆した記事のURLとスクリーショット、企画意図、担当した作業、記事公開後の反響を印刷したポートフォリオを持参します。

担当した作業とは自分が記事に対してどの範囲まで関わったかを示します。

  • 企画の発案から執筆まで全部
  • すでに企画が動いてるものに参加して構成と執筆
  • 記事の構成まで決まってるものに文章担当で参加

クライアントによっては文章だけじゃなくSEOを意識した構成も考えて欲しい、本当に一から企画を考えられる発案力あるライターが欲しいと望んでる場合もあります。そこへ「こういう企画や構成案ならやってきましたよ」と示すことで、単なるテキスト生成マシーンに終わらない付加価値と評価が得られるのです。

どこのサイトに載せるかも教えず、記事を受け取ったらさようならの仕事ばかりしてると、何年やっても自分の強みを示す具体的な資料が作れません。

掲載サイトのURLを教えてもらっても考えものなのは、まとめサイトやキュレーションサイトの案件だったときです。Webメディアのなかには応募要項に「まとめサイト、キュレーションサイトでの執筆は実績に含まれません」と明記してる場合があります。

Webメディアで書くことだけがWebライターの生きる道ではないですし、キュレーションメディアは当然キュレーションメディアでの執筆実績を見るので、自分が進みたい方向に合ってれば問題はありません。

Webライターになるには?

仕事探し

やっとたどり着きました。ここまでで8000文字。長いよ!

ちょっとコーヒーブレイクでもはさみますか。トイレは大丈夫? 猫ちゃん、わんちゃん寂しそうにしてない?

それじゃ続きをどうぞ。

企業に就職する

就活女子

新卒カード持ってる学生さんなら出版社、編集プロダクション、メディア事業してるIT企業などに就職してスタートするのが一番堅実的。経験豊富な先輩もたくさんいるため学べる環境です。

Webメディアを運営する企業に新卒で入る

最近なんだかんだと言われてますが、まだ日本は新卒カードが強いです。使えるなら使いましょう。ただ、新卒でライター募集してる企業は限られていて、存外に狭き門かも。

メディア事業のライター職や編集職を志望して入社したけど、新入社員から最初の数年は媒体の広告を売る営業やらされて、そのうち空きが出たら異動のパターンもあります。

最近は企業が自社でWebマガジンを運営するオウンドメディアもあるため、検索範囲を広げて探してみるのが吉かも。

中途での採用は経験者優遇が避けられない

転職サイトを覗くとWebライター募集の求人があります。仕事内容は様々。有名なWebメディアでのライター募集だったり、企業のWebサイトを作っている会社が書き手を募集してたり。

いずれにしろ「経験者優遇」になってるのは避けられません。

出版社や編集プロダクションでも募集してる場合あり

最近は出版社でも雑誌のWeb移行や、紙とWebの同時展開のためWeb版を担当する編集ライター探しています。けっこうな有名雑誌がWeb担当を探してたりするので、ちょくちょく転職サイトを見ておくとピンとくるものがあったりするかも。

編集プロダクション(編プロ)でもWebライターを探しています。編プロは薄給激務の代名詞として扱われますが、厳しい環境で揉まれて実力をつけたいなら飛び込んでみるのも選択肢。

フリーランスのライターになる

ノマド

この記事を読んでる人は、こっちを志望してるんじゃないでしょうか。通勤なし、出社義務なし、会社に決められた就業時間なし、住む場所も自由だけど社会的身分は会社員に比べて低く見積もられるし企業負担がなくなるので保険料は倍額だドン!

未経験から文章を書く仕事がしたいならクラウドソーシングもあり

熱烈にオススメはしませんが、本当になにもないところから書く仕事がしたい、ライター活動の取っかかりにしたいならクラウドソーシングも視野に入ります。

《主なクラウドソーシングサービス》

  • Lancers(ランサーズ)
    日本のクラウドソーシングサービスでは老舗。古くからやってることもあり評判は毀誉褒貶といったところ。ネットでは数年前の批判記事が未だに上位表示されたり。リンクはランサーズ独自のアフィコードが入ってます。
  • Crowdworks(クラウドワークス) ランサーズと並ぶ大手。追加で手数料はかかるが、申請から3、4営業日でプールしていた報酬を受け取れるクイック出金システムあり。未経験からのライターデビューによく勧められる。リンクはA8のタグ入り。
  • サグーワークス 案件数は2トップに劣るが、試験を受けてプラチナライター認定されると単価が上がる。プラチナライターに合格できるなら使ってもいいかも。試験は落ちても何度でも受けられます。リンクはa8のコード入り。
  • Shinobiライティング a8にあったので紹介してみたが、正直どこか推せるポイントがあるかと言われると困る。お小遣い稼ぎ以上は期待薄。

やるなら自分のなかに明確な基準を設けましょう。「1文字1円未満の仕事は絶対やらない」とか。集中して文章を書くのは意外に疲れるもので、0.5円の仕事なんか受けて消耗すると大事なときにチャンスを逃します。

目の前の小銭は拾わない。

自分でライターを募集しているメディアや編プロに売り込む

Webメディアのフッターに貼ってある「ライター募集」のリンクから申し込む方法。実績がないのに応募して大丈夫かと不安でしょうが、執筆実績ない人は600文字程度のテスト記事を書いて送ってくださいと応募フォームがついてるサイトもあります。実績として提出できる記事あるならURL添付でテスト記事は免除されることも。

ライターを募集してるWebメディアは多いですが、報酬について触れてなかったり、詳細は応募時に聞いてくださいとだけ書かれてたりです。私が知ってる限りだと文字単価ではなく、1記事ごとの単価になります。

メディアの予算規模やライターのキャリアにもよりますが1記事2000円~3000円かつPV数、SNSでのシェア数によってインセンティブ(追加ボーナス)が発生。

この辺りが経験浅いライターへの提示条件かな?

ライターや編集者と仲良くなって仕事を紹介してもらう

大人の世界は仁義なき戦いなので、使えるものを使えるのはありでしょう。ライターや編集者が集まるセミナーに参加して名刺交換するでもいいし、自分が興味あるジャンルのライターや編集者をTwitterでフォローして絡むところから初めてもいいです。

相手にウザがられてブロックされても私は関知しませんけど。

地方在住コミュ障だった私には不可能な方法でした。

Twitterやブログをバズらせて有名になる

それができれば苦労はない!

最近このパターンでライターデビューもよく聞きますね。

よく言われる「ブログを書けば文章力がアップする。文章修行にはブログを書くのがオススメ」に私は懐疑的です。個人のブログに対して、わざわざ編集者レベルのツッコミ入れる読者はいません

自分が間違ったフォームでバットを振ってることに気づかない状態で素振りしても、歪んだスイングが治ることはないのです。

かと言ってブログを書くのが無意味とも言えません。

  1. 長い文章を書くことへの慣れは育つ
  2. 自分が興味あるジャンルや、そのジャンルに関する造詣の深さを発信できる
  3. 書いたものは形として残るため、ライター募集に「これが俺の書いた文章だ!」と送りつけられる

前にシナリオライターの方が「シナリオライターになるために必要なことは?」と質問されて、プロデューサーに「シナリオ書いてるの? じゃあ読ませてよ」と言われたときのために完成作品を準備しておくことと答えてました。

シナリオライター以外の世界にも通じますね。「○○になりたいです。熱意では負けません」と言うけど、じゃあ作品を見せてよと返すとモゴモゴし出す。熱意があるのに、いままでなにもしてこなかったんですか?

急にチャンスがきたのでにならないためにも日ごろから準備しておきましょう。

悪質な在宅ワーク募集には気をつけろ

在宅ライターを募集する求人も最近は増えています。マイナビバイトやバイトルにも載っています。しかし、これらの求人には悪質なものもあるため、よくよく内容を精査しないとトラブルに発展。

当ブログでは大手求人サイトに在宅ライター募集の広告を出している会社が、過去に同じ内容で応募してきた人を、自社のアフィリエイトスクールに勧誘して業務停止命令中だった件を伝えました。

こういうこともあるので在宅ワーク募集には気をつけてください。










Webライターで生計を立てることは可能か

報酬を手に入れ、「うわっ・・・こんなに!」と口に手を当て驚く男性

まとめです。まさかの1万文字オーバー。グダグダ書いてきましたが結局のところWebライターって稼げるの? それで飯は食えるのが一番重要でみなも知りたい部分でしょう。

「生計を立てる」のレベルによるが可能

普通に食べていけてる実例がここにいます。売れっ子にはほど遠く、華やかな生活とも縁はありませんが、1日3食きちんと摂れて昼寝のつもりが起きたら翌朝だったみたいな生活をしてます。

現状それで不便や不満はないけど、もっと真面目に労働時間と収入を増やしたほうがいいのかなとは考えてます。

これを読んだのも何かの縁なので仕事ください。プロフィールページにコンタクトフォーム置いてあります。

1箇所のクライアントに依存せず生活の柱は複数持つ

フリーで生きていくつもりなら、特定のクライアントに生活の大部分を依存するのはやめて、収益の柱は分散しておきましょう。共倒れになるのを防げますし、ある会社からの収入に依存する態勢は資本による支配関係に繋がります。

身分は不安定なのにやってることが会社員と変わらない構造になるため、フリーランスである意味がなくなってしまうのです。

最後に有益なことを言ったので終了。解散! お疲れさまでした!

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